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ファッション・ビジネス講座アパレル業界の基礎を学べる必見のファッション講座

『ファッションビジネス知識〜ファッション産業の構成と流れ〜』

ファッションビジネス=生活文化産業

ファッションには、アパレルなどの“もの”だけでなく、映画や演劇・美術の鑑賞、スポーツ、レジャーなどといった楽しむ要素も含まれますが、それらは、生活文化と総称できることから、ファッションビジネスは生活文化産業そのものという見方があります。

では、生活文化産業であるファッション業界は、どのような業態(企業の状況)・構成となっていて、それぞれはどのような役割を担い、また、ビジネスはどのように流れているのでしょうか。

【アパレル業界の分布図 -川上・川中・川下-】

川の流れに例えられるアパレル産業

日本のアパレル産業では、そこで行われる業務の特徴から、川の流れに例えて、川上、川中、川下と表現することがあります。繊維・糸から織物、編み地までを企画生産するアパレル素材産業を川上といい、アパレル商品を企画・生産するアパレル産業を川中、消費者に接するアパレル小売業を川下といいます。この川上から川下までの構造が上図です。

@卸売業とは、生産者と生産者、生産者と小売業も間にあって、生産された商品を次の段階へ手渡す産業であり、繊維アパレル分野では、糸の卸売業、生地の卸売業、アパレル製品の卸売業などがあります。

Aアパレル産業は、アパレル商品を企画、生産し、小売店に販売する産業です。アパレル産業の担い手となるのは、アパレル企業です。アパレル企業は、アパレル製造企画企業(アパレル生産企業、アパレルソーイング企業ともいう)と、アパレル製造卸売企業は、業界ではアパレル・メーカー、ファッション・メーカーといわれる企業で、大手アパレルメーカーと呼ばれる企業や、DCファッション企業などが相当します。

Bアパレル小売業とは、商品をメーカーや卸売業から商品を買い入れて、これを消費者に売る企業の総称であり、小売店とは、小売を行う店(ショップ、ストア)のことで、商品を並べて消費者に販売する場所をさします。

小売業は、店舗で販売するかどうかによって、
・店舗小売業
・無店舗小売業(店舗を使わないで、消費者に直接商品を販売する小売業)
に大別されます。

店舗小売業には百貨店、量販店、専門店のほか、ディスカウント・ストアやコンビニエンス・ストアなどさまざまな形態があります。また無店舗小売業には、カタログやテレビを通して販売する通信販売、消費者の過程や職場などを訪問して販売する訪問販売のほか、自動販売機や宅配サービスも含まれます。

いかがでしょう? アパレル産業の流れが少しでもご理解頂けたでしょうか?
最後に近年注目されている「SPA」という業態にについて説明します!

SPAは「Specialty store retailer of Private label Apparel」の略で、日本では「アパレル製造小売専門店」と訳されています。アメリカGAP社が、自社の業態を規定するのに用いた言葉とされています。

1、創造性とデザイン性に富む商品を開発し、
2、それらを自らのリスクで生産し、
3、価格設定権をもち、
4、店頭ではコーディネートされた演出と、
5、知識ある販売員の第一級のサービスを提供すること、
と定義されています!

上記の図だとアパレル産業(川中)とアパレル小売産業(川下)の機能を持つ企業のことです。自社で生産企画から販売することで、コスト削減や、販売手法の統一、ブランドイメージの浸透など、様々なメリットを得られる業態です。